1万円を出すことに抵抗が無くなったとき、大人になったと思う
今週のお題「大人になったなと感じるとき」
私個人は、成人を迎えただけで大人になった実感はない。思い出といえば、成人式の時は体調を崩し、なかば瀕死状態で友人の一人にも会わなかったという悲しい記憶だ。
学生時代もアルバイトができないほど忙しく、学業に努めていた。両親から貰う少ない小遣いで何とかやりくりをしていたため、欲しいものを手に入れることがなかなかできなかった。6000円もするクトゥルフ神話TRPGのルールブックを購入するのに2か月悩んだレベルである。好きな本も映画も全く行けず、図書館や金曜ロードショーで過ごしていた。
ようやく働き始めたころ、向いていない仕事だが、給料が手に入るようになり、行動範囲が広がった。忘年会などでの搾取や税金を恨みながらも貯金ができるようになった。
長い前置きは置いといて、簡単に言えば、カードパック1つだけの子供買いからBOX1つを抵抗なく大人買いできるようになっただけの話である。
安いイアホン、ヘッドホンをやめて、諭吉1枚を平気で払えるようになったとき、大人になったなと感じる。今ではルールブックはAmazonだろうが、書店だろうと欲しいと思ったとき、即購入ができる。悩む必要がなくなった。昔の中に何が入っているかわからない玩具付きお菓子に何十分も考え込む必要がない。その場で全部購入し、被っても揃える。我ながら器が小さい。
あの頃のワクワク感は消えてしまったが、お金に対する見方が変わったのは良いことだろうと考える。
やっぱ世の中、金だな~
まだ社会の経験値が少ない私の考えでした。以上です。